入籍後、妊娠を意識しはじめたとき気になったのが、ブライダルチェックでした。
私自身、30歳で入籍後に
産婦人科を受診し、検査を受けました。
初めての婦人科受診は正直、不安…。
でも今は、
「受けて本当によかった」と思っています。
この記事では、
- ブライダルチェックって何?
- どんな検査をするの?
- 実際に受けてどうだった?
といった内容を、
私の体験談を交えながらわかりやすくお伝えします。
※本記事は筆者の実体験に基づく内容です。
診断や治療を目的としたものではありません。
不安な方は、必ず信頼できる医療機関にご相談ください。
ブライダルチェックとは?
ブライダルチェックとは、
将来の妊娠・出産を考えている方向けの婦人科検査です。
妊娠に関わる体の状態を事前に知ることができ、
主に以下のような検査が行われます。
主な検査内容
- 子宮・卵巣の状態確認
└ 内診・経腟エコー(超音波検査) - 性感染症の検査
└ クラミジア、淋菌など - 血液検査
└ 風疹、麻疹、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV など - 子宮頸がん検査
└ 細胞診(子宮頸部の細胞を調べる) - ホルモン検査
└ FSH、LH、E2、プロラクチン、甲状腺ホルモンなど - AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
└ 卵巣の予備能=卵子の残り具合を知るための検査
検査内容はクリニックによって異なります。
最近では、男性向けに精液検査を含むコースを設けている医療機関も増えています。
費用と保険適用について
ブライダルチェックは自由診療(自費診療)です。
そのため、保険は適用されません。
費用の目安は以下の通りです。
- 約1万〜3万円程度(検査項目によって異なります)
必要な検査を相談しながら選べるクリニックもありますので、
気になることがあれば医師に遠慮なく聞いてみてくださいね。
ブライダルチェックを受けたきっかけ
入籍をしたら早く子供がほしい!
という思いが強くありました。
妊活を始めるにあたって、
「自分の体の状態を知っておきたい」
という気持ちからブライダルチェックを受けることにしました。
産婦人科を受診するのは初めてだったので、
正直、不安や緊張もありました。
どんな検査をするのかも分からなかったのですが、
とりあえず、まずは相談してみよう
と思い予約をしました。
さらに、私のまわりにも
不妊治療に取り組んでいる友人が増えてきたこともあり、
「自分も年齢的に意識した方がいいのかな…?」
と感じたことも、大きなきっかけになりました。
実際の検査内容と流れ
検査は医師と相談しながら選べるスタイル
私が受診したクリニックでは、検査ごとに料金が決まっていて
医師と相談しながら、必要なものを選ぶスタイルでした。

今日は、まずいくつか基本的な検査をしておきましょうか。
内診で子宮や卵巣の状態を確認して、
おりものの検査でクラミジアや淋菌の感染がないかをチェックしますね。
それから、血液検査で感染症の有無も確認しましょう。

はい、お願いします。あの…AMHの検査ってなんですか?

AMHは卵子の残りの数を知る目安になります。ただ、自費で少し費用がかかるんですよ。
まずは内診の結果を見てからでも判断できますよ。

わかりました、それでお願いします。
今回、受けた検査は以下の通り
- 内診(子宮や卵巣の状態を確認)
- おりもの検査(クラミジアや淋菌などの感染症の確認)
- 血液検査(主に感染症の有無を調べる)
AMH検査も気になりましたが、
まずは内診の結果を見てから判断することにしました。
内診ってどんな感じ?実際の様子
内診台は自動で脚が開くようになっていて、最初は少し戸惑いました。
でも、先生とはカーテンで仕切られていて顔を合わせることはありません。
それだけでも少し安心できました。
器具を入れるときに軽い痛みを感じましたが、
力が入っていると余計に痛くなるそうです。
できるだけリラックスするのがポイントです。

内診の結果ですが、子宮や卵巣に明らかな病変は見られませんでした。安心してくださいね。

よかった…。

ただ…卵子の数が少ないかもしれないですね。

えっ…! 卵子の数が少ないって、妊娠しにくいってことですか?
数がなくなったらどうなるんですか?

卵子は生まれたときが一番多くて、年齢とともにどんどん減っていきます。
数が少ないと閉経が早まる可能性はありますが、それだけで妊娠が難しくなるとは限りません。実は、大事なのは“卵子の質”なんです。
ただ、もし将来的に2人目・3人目も考えているなら、妊活は早めに始めるのがおすすめです。

そうなんですね…。正直ちょっとショックですが、知ることができてよかったです。
AMH検査を追加でお願いしました
やはり気になったので、後からAMH検査を追加しました。
検査後には、看護師さんと少し話す時間もあって、
不安な気持ちを聞いてもらえたのがとてもありがたかったです。
後日、検査結果をききに再受診
- AMH:やや低め
- 性感染症:すべて陰性
- 風疹・麻疹の抗体:少ない → 予防接種へ
受けてよかったこと・気づいたこと
ブライダルチェックを受けて
「本当に受けてよかった」と思えた一番の理由は、
自分の体の状態を知ることができたからです。
それまで気づいていなかった体の特徴や傾向がわかり、
これからどう準備していくか、少しずつ見えてきました。
卵子の数に関する指摘も前向きなきっかけに
なかでも印象に残ったのが、
卵子の数が少ないかもしれないという指摘。
正直ショックでしたが、
早い段階で知ることができたおかげで、
今後の行動を前向きに考えるきっかけになりました。
婦人科へのイメージが変わった
婦人科には「なんとなくハードルが高い」
そんなイメージを持っていましたが、
実際に受診してみるとそれは大きく変わりました。
先生や看護師さんが親身に話を聞いてくれて、
相談しやすい雰囲気があり、安心できました。
自費診療でも「自分のための時間」になった
たしかに保険がきかない分、
費用はある程度かかりました。
それでも、「自分の体と向き合う時間」として、
とても価値のある経験だったと感じています。
これから受ける方へのアドバイス(※個人の体験です)
受けようか迷っている方へ
ブライダルチェックを受けようか迷っている方に
私の経験からお伝えしたいのは、
「不安があっても、受けてみることで安心できることもある」
ということです。
事前に確認しておくと安心
検査の内容や費用は、
クリニックによって少しずつ異なります。
事前に公式サイトで確認しておくと安心ですし、
分からないことがあれば、
医師や看護師さんに相談できます。
パートナーと一緒に受けるのもおすすめ
もし可能であれば、
パートナーと一緒に受けるのもおすすめです。
2人で体のことを理解し合えると、
これからの選択にもつながりやすくなります。
「自分の体を知る」ことが第一歩に
もちろん、
ブライダルチェックがすべての人に必要とは限りません。
それでも、
「今の自分の体を知る」という点では、
とても有意義な機会だと私は感じました。
まとめ:妊活の第一歩は「知ること」
ブライダルチェックは、
将来妊娠を考えている方にとって、
自分の体を知るきっかけになります。
たとえば、以下のようなことがわかります。
- 感染症の有無
- 子宮や卵巣の状態
- 卵巣の予備能(AMH検査)
不安より「準備できる安心感」を
もちろん、検査には費用がかかります。
結果によっては、不安になることもあるかもしれません。
でも私は、
「早めに知ることで準備ができた」
と、前向きに捉えられるようになりました。
不安があれば、まず相談を
妊娠や体調のことは人それぞれ。
気になることがある方は、
専門の医師に相談するのが一番安心です。
📘 次回の記事予定
「AMHとは?年齢と妊活との関係を私の経験と一緒にわかりやすく解説」
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